高台寺塔頭月眞院
鷲峰山高台寺の塔頭月眞院は、久林玄昌(北政所の従兄弟)が亀井豊前守の外護を受け、元和二年(1616)に建立された。叢林山と号し、曹洞宗として創建されたが、現在は臨在禅宗建仁寺派に属し、千体地蔵菩薩を本尊とする。
往古、萩と椿の名所として著名であり、江戸後期の歌人「小沢芦庵」ら幾多の文人墨客の常席であった。
右門前に建っている句碑は、俳諧師・花の本芹舎(または伴水園とも言い、本名は八木与一右衛門)の作である。
見あかぬよ見ぬ日も無くて東山 (芹舎)
また、門内左側に椿の木がある。これは織田信長の弟で茶人でもあった織田有楽斎の邸宅に咲いていたのを移植したもので、有楽椿と名づけられた。