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600を数える灯火が功山寺の参道を飾ります。祈願者ひとり一人の手によって灯されるそうそくの火は、寺院の山門から仏殿までを光の帯で導きながら、訪れる人々の滅罪生善、諸願成就を祈念します。

万灯会は、城下町長府に棲まう有志の手により、これまで4回にわたって開催されて参りました。識者による講演のほか、映画上映やクラシック・コンサート上演など、芸術文化と深く関わりつつ、歴史・伝統・宗教の価値をみなさまとともに考えていきたいと、活動して参りました。

今回、京都より「選心遊家」を迎えます。足利尊氏の時代より親交のある京都から芸術家たちがやってくる。願ってもないこの機会に、歴史と芸術の共演を実現すべく、また長府と京都の親交を暖めることを願い、万灯会を開催いたす運びとなりました。

古寺にゆらぐ火々を眺めながら、日ごろ忘れがちな感謝・敬愛の念や、仏に向かう気持ちを思い起こすことができればと願っています。   »back...